豊川市議会議員の倉橋さんに豊橋市議会選挙で全ての候補者が提出した収支報告書を閲覧してオンブズマンとしてチェックする方法をレクチャーしてもらいました。
【この計画は一年前から話し合ってきた事でしたが、倉橋さんは先日の大雨で被災された豊川市民が気になっていと思います。それにもかかわらずレクチャーしてくれた事を感謝します。】
今年行われた豊橋市議会議員選挙で候補者が請求したポスター代金について調べたのです。
選挙ポスターは、決められた金額までは税金で作ることができます。そのおかげでお金の限られた市民が選挙にでやすくなるので、有効に使われればよい税金の使い方といえますが、それをいいことに使った金額よりも多く請求しているように思えるケースが散見されるのです。
決められたポスター代の上限が豊橋市では587829円と高額なのですが、今回調べた中での最安値は50000円台なので、何故上限がそれほど高額に設定されているか理解に苦しみました。
ところで、最近Twitterで川崎市でオンブズマン活動を始められた三上さんと知り合いになったのですが、三上さんもポスター代金を調査されています。
川崎市には三上さんの他にオンブズマン活動をしている人がいないのか、ポスター代金として川崎市で決められた金額に近い額を請求する候補が多数見受けられるのです。
豊橋市にはオンブズマン議員の寺本さんが活動しているので川崎市ほどやりたい放題ではない印象があり、オンブズマン活動の必要性を感じました。寺本ひろゆきの活動報告
ポスター代に的を絞って調査して、倉橋さんはこの調査でかなりブラックな匂いのする事象を発見しましたし、僕も気になる事が沢山あったので、別の視点でも再度調査しようと考えています。
選挙活動での印刷物はとてもデリケートで、しっかり勉強しないとすぐに公職選挙法に触れてしまうのですが、グレーならまだしもブラックまで発見したのです。
今回僕が持参したのは小さな手帳ひとつでしたが、倉橋さんはなんと候補者全員の名前を印刷してポスター代金が書き込めるように表形式でプリントアウトしてくれてきたので大変助かり、活動の仕方をしっかりレクチャーしていただきました。
いろいろ細かい数字を見てきましたが、倉橋さんの解説ですぐに納得できたのは、市民がつくる政治の会でスタッフなら無料で受けられる勉強会のおかげだったなと、改めてありがたいと思ったし、政治についてさらに勉強が必要だなと思いました。