6月低異例議会に請願書をだすぞ! その1

豊橋市の6月定例議会に「新型コロナウイルスワクチン接種に関する請願書」を提出すべく活動しています。
 
一人で考えていると頭でっかちになって言いたいことを詰め込み過ぎてしまいますね。ある会派の人に陳情趣旨と請願内容が食い違っていることを指摘されドキリ。
 
指摘された翌朝、いても立ってもいられず早朝に目が冷めてしまい、大幅に削って書き直した。

お蔵入りにしてしまうのは残念なのでブログにアップしておこうっと。

1 請願の趣旨

 3月定例会にて新型コロナワクチン接種が任意であることと、接種しない場合に何らかの不利益 や差別が生じないように周知を徹底して欲しい旨を陳情いたしました。委員会において審査して いただいたことを感謝しております。
 
  3月定例会で意見陳述ができなかったために広く市民に情報を届けることができなかったこと は誠に残念でした。と申しますのは、メディアが報じる新型コロナウイルスワクチンに関する情報 はワクチン接種に関する案内が殆どで、危険性や副反応、製薬会社とテレビに出演する専門家と の利害関係については報じられる事はあったとしてもまれだからです。 
 
  例えば、NHK NEWS WEB 2021年5月3日 20時52分の記事「“想定の約2倍” 横浜 ワクチン接 種予約にアクセス集中」など、新型コロナワクチンの供給体制や 接種体制については詳細に報じ られる一方、厚生労働省のホームページ「新型コロナワクチンの副反応疑い報告について」など の、副反応やワクチン接種後の死亡者に関する情報などはあまり報じられていません。
 
(厚生労働 省が発表した「新型コロナワクチン接種後の死亡と して報告された事例の概要」には、令和3年2 月17日から令和3年5月2日までの 報告に、死亡事例が39例あるとされています。)

 接種・非(未)接種は本人の同意によるもので、公平な情報を示すのはメディアの役割であり、予 防接種法に基づいて自治体が対応機関である以上、同様に当然なすべきと考えて請願書の提出に 至りました。
 
  残念ながら昨今のメディアは人々の不安を煽る偏った報道をしているとしか思えません。その結 果、ほとんどの市民は外出時にマスクをしていますが、そのうちの大多数は他人の目を恐れてマ スクをしているのです。( 同志社大学の論文、マスク着用は感染防止よりも同調 のため!?より)
 
 市民が人の目を恐れてマスクをするのと同様に、同調圧力からワクチンを断ることがしにくい 状況に陥ってしまうことを非常に危惧しております。

( 豊橋市役所のホームページには市役所を訪れる際の注意として「皆様におかれましても、手洗 いや、マスクの着用をはじめとする咳エチケットなどの感染予防にご協力ください。」とあり、 必ずしもマスクの着用は強制ではないことを示しています。
同様に厚生労働省のホームページにも「マスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳や くしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖・肘の内側などを使って、口や鼻をお さえる)の徹底をお願いします。」とあり、咳エチケットがマスクだけであるとは述べておりま せん。)
 
  実は私の知人の医療従事者がワクチンを拒否したがゆえに職場を解雇されました。この事は大 変遺憾であり、ワクチン接種が一般の人に始まる前に当請願を採択していただきたく存じます。
 

2 請願項目

 厚生労働省のホームページにある「接種を受ける際の同意」には次のように書かれています。
 
” 新型コロナワクチンの接種は、国民の皆さまに受けていただくようお勧めしていますが、接種 を受けることは強制ではありません。しっかり情報提供を行ったうえで、接種を受ける方の同意 がある場合に限り接種が行われます。 予防接種を受ける方には、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方について 理解した上で、自らの意志で接種を受けていただいています。受ける方の同意なく、接種が行われ ることはありません。 職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に差別的な扱いをすることの ないようお願いいたします。” (アンダーラインは請願者)
 

請願項目1

 予防接種の効果や接種状況を述べる情報が多く、副反応のリスクについての情報の掲載量が少 なすぎている現在の状況を改善し、効果とリスクをしっかり理解できるようにしていただきた い。

請願項目2

 ワクチン拒否による職場解雇が現実に起きてしまいました。新型コロナワクチンの接種は強制 ではないので、これ以上接種を受けない人に対する差別的な扱いがないようにしていただき、強 要することや、行動制限を求めることがないようにしていただきたい。
 

データで見る新型コロナの被害状況

 テレビが新型コロナの感染者と死亡者を報じるとき、なぜか2020年1月からの累計を報じ ます。例年のインフルエンザの感染者と死亡者は1年単位での報告なので、テレビが伝えるデータ は過剰であるのでそのまま比較することはできません。
 
 そこで厚生労働省のホームページより、新型コロナの感染者と死亡者の1年間に相当するデー タを探し出して比較したのが以下の数字です。
 
 例年のインフルエンザの感染者は年間約1000万人ですが、新型コロナによる2020/1/16~ 2021/1/15までの感染者は31万4497人である。
 
  例年のインフルエンザの死亡者は年間約1万人ですが、新型コロナによる 2020/2/14~ 2021/2/13までの死亡者は6910人である。
 
なお、メディアが伝える感染者とは、PCR検査陽性者のことであり、感染ではなく単にウイル スがそこにいたことを表しているにすぎず、感染者として表すことに疑問を感じております。
 

参考資料

・厚生労働省 「新型コロナワクチンの副反応疑い報告について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/ seisakunitsuite/bunya/vaccine_hukuhan nou-utagai-houkoku.html
・NHK NEWS WEB「“想定の約2倍” 横浜 ワクチン接種予約にアクセス集 中」 https:// www3.nhk.or.jp/news/html/20210503/k10013011651000.h tml?utm_int=word_contents_list-items_001&word_result=新型コロ ナ%20ワクチン(日本国 内)
・「季節性インフルエンザ」の感染者数、死亡者数は厚生労働省「新型イン フルエンザに関する Q&A」より
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku- kansenshou04/02.html
・「新型コロナウイルス」の感染者数・死亡者数は厚生労働省 オープンデータ
https:// www.mhlw.go.jp/stf/covid–19/open-data.html
・マスク着用は感染防止よりも同調のため!? (論文タイトル:Why do Japanese people use masks against COVID–19, even though masks are unlikely to offer protection from infection?)
https://www.doshisha.ac.jp/attach/news/OFFICIAL-NEWS-JA- 7768/142827/ file/ExplanatoryMaterial.pdf