部分入れ歯によく使われる金属の留め具をクラスプと言います。

ワイヤーで作ったり、金属を溶かして鋳造したりして作っていて、今回はワイヤーで作ったクラスプを紹介します。

両翼鉤(りょうよくこう)という種類のもので、通常は沈下しないようにレストというものを付けるのですが、このケースを発注してくれた先生はレストはつけません。

私も入れ歯は噛み締めたときに同等の圧力で沈下するのが良いと考えているんですよね。

下顎のほっぺ側。

このように歯の高さが極端に低く買ったり、カーブが複雑になることがよくあります。


口を開けた状態で手前上から見たところ


歯にワイヤーをしっかりと沿わすことができました


舌ベロ側

この日の自分はとても切れがよく、自分でも驚くほど曲げることができたんですね。

なので気を良くして記念写真を撮ったのでした。

普段使う道具は基本的に2本のプライヤーです。

こんなの

一本はワイヤーカッターで、もう一本は片方が丸くて片方が平らな特殊な形をしたものを好んで使っています。

ワイヤーは0.9ミリのコバルトクロムワイヤーで、かなり硬いんですがうまく曲げられたときの爽快感はなかなかのものです。

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