コアラの生態は面白かった!
Posted On 2019年1月16日
コアラと聞いて思い出すことといえば中日ドラゴンズのマスコットのドアラかコアラのマーチぐらいというほどにコアラについて何も知らない私なのですが、調べたら面白いことがあったのでメモしておきます。
コアラは一日に20時間も寝ている
コアラがなんと一日に20時間近くも寝ていることを知っていましたか!?
コアラが一番活発に動くのは早朝と夕方といわれていて、このような生態を薄明薄暮性(はくめいはくぼせい)というそうなのです。
最近は寝るのが深夜になってしまう生活パターンになってしまい、新聞屋さんが配達に回るオートバイの音を聞くと「そろそろ寝なければ」と気がせいてしまうのですが、コアラがそろそろ活発になるころに私はようやく眠りにつくんですね。
コアラは盲腸が発達している
盲腸というと右わき腹の痛みが連想されるだけで、ヒトの場合は取り立てて機能があると聞いたことはありません。
ところがコアラの盲腸は長さがなんと2メートルもあり主食であるユーカリの毒素を分解し消化吸収するという重要な働きがあるのです。
ヒトの盲腸が5~7センチというので、その差は何と40倍!ここから人間の食性について考える必要があると思いました。
食性
コアラなど草食動物の盲腸は大きく腸内の微生物の力を借りセルロースを分解する重要な機関なのですが、人間は盲腸を放棄してしまいました。
草食をするのにそれほど有利な器官を手放すなんてどう考えてもおかしい。
よって、ヒトは採食よりも肉食や雑食がむいていると考えるほうが自然なのかなと思いました。